プロのデザイナーに依頼しよう。チラシ制作のためのフリーソフト活用方法

チラシの作り方をフリーソフトを使って解説

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よりよいチラシを作る：プロのデザイナーに依頼する

ここでは少しこれまでと違う話をしてみようと思います。
トップページでも書いていますが、現在では、便利で多機能なソフトが無料で使える時代になりました。かつてはプロのデザイナーでないと手が出ないような高価なソフトしか印刷業者も対応してくれない時代もありましたが、ここで紹介しているような方法などで、パソコン１台あれば誰でもチラシデータを簡単に作成できます。

しかし、プロのデザイナーに負けないような出来映えのチラシ広告が誰でも作れるのか、と聞かれれば、やはり応えは「ノー」なのです。

プロがもっているチラシ広告のノウハウ

なぜかと言えば、「チラシデータをつくる」ことに関しては、全くもって誰でも出来るのですが、「効果の出るチラシをつくる」ことや「イメージアップにつながるチラシをつくる」ことに関しては、やはりプロにはプロたる所以があります。

たとえば、写真をどのように配置したら印象に残るか、フォントの種類や大きさはどのくらいにするのがベストか、思わず問い合わせしたくなるような仕掛けを盛り込むコツ、など、毎日のように研究を繰り返し、経験を蓄積しているのが広告デザイナーです。

ここぞ、というときにプロに依頼しよう

とはいっても、このホームページの趣旨でもありますが、毎回毎回プロのデザイナーに頼むほどの予算や時間がない場合もあります。そんな時、「自分で制作する方法がある」というのはとても強みになるはずです。それと、自分でチラシを作ることで、「どうしたらいいチラシが出来るか」を考えるようにもなります。これはプロに依頼する際にも非常に有効です。「このようにしたい」という希望やビジョンをもっているなら、プロのデザイナーとの打ち合わせもスムーズに進んでいきます。

新商品の発売や、大規模なキャンペーンを打つ際等の、いわゆる「勝負ポイント」には、ぜひプロのデザイナーに制作を依頼しましょう。その時に「自分でも作った経験がある」ということは必ずプラスに作用するはずです。

どんなデザイナーに依頼したらいいか

ここは非常に難しい問題です。
商品やサービスのことを一番よく知っているのは、クライアント側です。それを短い時間で汲み取れるコミュニケーション能力の高い人がいい広告デザイナーです。よく勘違いしている方がいるのですが、デザイン力の高さだけで決めるべきではありません。広告は美術作品ではなく、コミュニケーションツールだからです。つまり「クライアント側の要望をきっちり汲んで、デザインに落とし込み、エンドユーザーに伝える」という“役割”があるからです。それを上手にできる人がいい広告デザイナーです。 インターネットで検索して、制作実例を見るのもひとつの方法ですし、知り合いに聞くなどで、口コミで探すこともいいと思います。 いずれにしてもこれは出会いの部分も大きいので、「親身になってくれるような相性のいい人と二人三脚でつくる」ことがいい広告制作につながると思います。